今回は、ビタミンAやビタミンEなどの油にとける性質をもつビタミンをまとめました。
油にとける性質のビタミンは、脂溶性ビタミンといい、油と仲がよいのが特徴です。
脂溶性ビタミンは体にためておくことができるので、毎日必ず摂る必要はありません。
脂溶性ビタミンと相性の良い食べ物や、それぞれのビタミンの特徴をまとめたので、気になる方は読んでみてください。
この記事の著者
- ペット栄養管理士
- 犬の管理栄養士
- 上級食育アドバイザー
- 日本ペット栄養学会正会員
- Bowls Fresh Dog Food 開発チーム
- 手作りごはん歴7年
- 食品衛生管理者
くわしいプロフィール
自身と暮らしているチワワがフードを食べなくなったことがきっかけで、手作りごはんに興味を持つ。
日々実感する手づくりご飯の魅力を伝えるべく、犬のごはん作りに関するブログ「チワワごはん」を開設。
ブログ運営の傍ら、犬の食事相談や栄養指導に励み、指導数は100匹以上にのぼる。
現在は、企業とのレシピ開発やコンサルにも力を注いでいる。
ブログ月間1.5万PV以上、インスタグラムのフォロワーは3.6万人ほど。著書「栄養満点なチワワごはんの作り方」
脂溶性ビタミンとは?
ビタミンA、E、K、Dの4つを脂溶性ビタミンと呼びます。
油と仲が良いため、脂溶性と呼ばれています。
愛犬のひふを新しく作ったり、骨や血液の管理をしたりと、病気に負けない体作りをする役割があります。
脂質とおなじように、体にためることができるので、不足することはほぼ見られません。
ビタミンA
キレイなひふを作りを手伝い、ウィルスの入り口である粘膜を強くします。
レバーは、食材の中でビタミンAを最もおおく含みます。
さらに、目をつくる成分でもあるため、目が悪い犬にもおすすめの栄養素です。
▼くわしく読みたい方はこちらです。
ビタミンD
骨を管理するのがビタミンDです。
きのこ類に多く、日光浴でも作られる少しかわった栄養素です。
お散歩や遊ぶことが大好きで足腰を激しく使っている犬や、足や腰が弱い犬はとくにとって欲しい栄養素です。
▼ビタミンDをもっと知りたい方はこちらです。
ビタミンE
ビタミンEは、がんの原因となる物質をとりのぞくことで有名です。
シニア犬やがんとたたかっている犬は積極的に摂ることをオススメします。
▼ビタミンEのことやオススメの食べ物の解説です。
ビタミンK
怪我をした時に、血をとめてくれるのがビタミンKの役割です。
手作りごはんでは、摂りすぎることはほとんどありません。
▼ビタミンKって?くわしい働きを知りたい方はこちらから読めます。
まとめ
今回は、油と仲の良い”脂溶性ビタミン”についてまとめました。
脂溶性ビタミンは、体にとどまるため、基本的に不足しにくく、毎日摂る必要はありません。
体にたまる特徴がある。といいましたが、非常に多くの量あげなければ、摂りすぎになることはありません。
あまり考えすぎずに、手作りご飯を楽しみましょう!
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