ロイヤルカナンのリキッドが販売中止らしいので、作ってみた

ボウルズの藤岡さんからそのウワサを聞いて、そっか、、それは困る人多いだろうなぁと思いました。

ロイヤルカナンのクリティカルリキッドは、栄養価が高いリキッドタイプの流動食です。

私を見つけてくださって、手作りごはんをつくる前は、これを食べてた子多いです。

成分見てみると、スーパーに売ってる食材で作れそうだな、と思い、レシピを考えました。

完全一致ではないけど、かなり近い栄養成分です。

リキッドの代わりになるものを探している方や、リキッドしか食べないからこれからの食事に困っている方のお役に立てたら嬉しいです。

手作りリキッドの材料とつくりかた

体重１㎏分

ロイヤルカナンのクリティカルリキッドは乳糖のすくない牛乳をつかっているため、そちらを参考に犬用の牛乳を買ってみました。

イオンで売ってました☺

作りかた：材料を切ってお鍋にいれる

こまつな、かぼちゃ、牛肉、たまごを鍋にいれて、具材が浸るくらいのお水をいれます。

あとでこまかくするので大まかにカットしてOKです。

弱火よりの中火でお肉やたまごの黄身、かぼちゃに火が通るまで約５分ほどゆでます。

牛乳と塩はまだいれません☺

途中、アクをとりのぞきます。

具材に火が通ったら火を止める

牛肉やたまごの黄身、かぼちゃに火が通ったのを確認したら、火を止めます。

ゆで汁はこぼして、かるく冷まします。

私が使っているフードプロセッサーは耐熱温度が60度ほどなので、フードプロセッサーに入れる前にかるく冷ましています。

たまごの黄身をカットする

茹でたたまごの黄身は、だいたい17gほどあります。

今回必要なのは15gなので、端をすこし切り落とします。

だいたいこのくらいです☺

ゆでた黄身を計量器ではかって15gにして使っても大丈夫です。

塩をいれる

混ぜるまえに塩をいれます。

塩をいれないとナトリウムが足りなかったので、今回は食塩を使いました。

ぶいーーーん。４秒くらいまわしました。

牛乳をいれる

つぎに牛乳をいれます。

牛乳をいれたら、12秒くらいぶいーーんってしたら完成です。

できあがり！

シリンジでもあげられるくらい、ペースト状になりました。

かぼちゃの甘みと牛乳の香りが食欲を刺激することまちがいなし…！！

今回のレシピでできあがったものをすべてお皿に盛りつけました。１日２食の場合は２回にわけてあげてください。

実食！！

おいしいみたいで、パクパク食べてました。おいしいよね～☺

食べてたというかは、ベロでなめながら食べていました。

フードプロセッサーで飛び散った食材がお皿の表面についている…

フードプロセッサーがない場合は、包丁やミキサーでもつくれる

今回は５分ほど茹でましたが、かぼちゃに箸をさしたらくずれるくらいまで柔らかくゆでると、包丁でみじん切りするだけでホロホロしたごはんがつくれます。

すこし手間はかかりますが、きっと喜んで食べてくれると思うので、ぜひ作ってみてください☺

また、かたい食材を使っていないため、ミキサーでもつくれます。

その際はしっかりとあら熱をとって、具材を冷ましてからミキサーに入れるようにしましょう。

栄養素の比較

左の栄養素は、Amazonのロイヤルカナンのリキッドの商品詳細を参考にしました。

クリティカルリキッドと比べると、たんぱく質やカロリーなどがすこ違うものの、かなり近い栄養素になりました。

犬用の牛乳のビタミン・ミネラル量の正確なデータが見つからなかったので、普通の牛乳の栄養成分を使って計算しました。本当はもうすこしカルシウム多いかもしれないです。

スーパーに売っているものだけで、おうちでも作れて、しかもおいしい！！しかも栄養もたっぷり！！って、すごくいいですよね。

リキッドを探している人のお役に立てられたら嬉しいです。

これまであげていたごはんが販売中止になると、なにをあげたらいいのか困る方がほとんどだと思います。

似たようなごはんがあればよいのですが、ロイヤルカナンのリキッドのようなごはんはなかなかありません。

そこで、自分で作れるレシピがあってもいいかもしれない、と思い、レシピを考えてみました。

かなりカンタンにできました。

味もちゃんとおいしいから、きっと食べてくれるはず…！！！

食材も調理方法もかんたんなので、ぜひ一度作ってみてください☺