食材は焼いた方がいいのか?茹でた方がいいのか?手作りごはんをはじめたばかりのころ、調理方法に悩むことが多いです。
じつはシンプルで、「コトコト煮込むこと」が手作りごはんの基本です。
どうして煮込みが基本なのか、煮込むことのメリットを解説していきます。
この記事の著者
- ペット栄養管理士(歴5年以上)
- 犬の管理栄養士 / 上級食育アドバイザー
- 日本ペット栄養学会 正会員
- Bowls Fresh Dog Food 開発チーム
- 著書「栄養満点なチワワごはんの作り方」
- 手作りごはん歴9年 / 指導実績200症例以上
- 月間1.5万PVブログ「チワワごはん」運営
くわしいプロフィール
愛犬のチワワがフードを全く食べなくなってしまったことが、手作りごはんを始めたきっかけでした。初めて作ったごはんをおいしそうに完食する姿を見た時の感動は、今でも忘れられません。
その魅力を伝えるべく開設したブログ「チワワごはん」は、月間1.5万PVを超え、多くの飼い主様から支持をいただいています。
私のこだわりは、感覚に頼らない精密な栄養設計です。AAFCO基準の遵守はもちろん、ME値(代謝エネルギー)やDM値(乾物量)の算出、細かなミネラル調整まで、療法食レベルの設計を徹底しています。
200症例以上の指導経験と、企業へのレシピ開発・コンサルティングで培った経験を活かし、全力であなたと愛犬に寄り添います!💪
犬の手作り食の基本が煮込みである理由

手作りごはんの基本は、煮込みです。
その理由は2つあります。
理由1:煮汁には栄養がたくさんつまっているから

野菜やキノコ、海藻、お肉、お魚などには、ビタミンB群がとても多く含まれています。
ビタミンB群は水に溶けだす性質があるため、お水と一緒に食材を煮て、煮汁ごとあげることで、食材に含まれるビタミンB群をもれなく与えることができます。
モナ知らなかったモナ
理由2:毒素を体の外に出してくれるから
水分をたくさん摂らせてあげることで、体内の毒素をおしっこやうんちとして出しやすくなります。
おしっこやうんちの回数が増えることで、がんやアレルギーの原因となる物質を出す回数が増え、体内にとどまる時間が短くなるため、病気を遠ざける体に近づけます。
体にとって悪いものを外に出すはたらきを活発にするには、コトコト煮込んで、栄養素と水分をたっぷり含んだごはんをあげることが大切です。
どのくらい煮込めばいいの?

10分ほど弱火でコトコトさせると食材にしっかり火が通ります。ビタミンB群は加熱に弱いため、なるべく弱火で調理することで破壊を防げ、よりたくさんのビタミンを取らせることができます。
食煮込む時間は調理器具などで変わるため、各自調整してください。
どのくらいお水をいれたらいいの?

食材がひたるくらいまで、お水を入れましょう。
焼くのはダメなの?
ダメではありませんが、チャーハンなどの炒め物は食いつきがよい反面、水分をあまり含んでいません。
チャーハンをおもにあげると、なぜか煮込んだごはんを食べなくなることがあります。
栄養素や毒素排出の面でも、基本的に水分をたくさん含んだごはんをあげ、たまにチャーハンや野菜炒めなどを与えると、食べムラや飽き対策が行えます。
ご褒美や頑張った日に炒めものをあげると喜んでくれるので、よいタイミングで炒めものを取り入れることが大切です。
モナいつもとは違うごはんもおいしいモナ~
次回は、ごはんを作る時に気をつけたいことです。
参考文献
須崎恭彦(2009)『愛犬のための症状・目的別栄養事典』講談社.




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