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なぎ
7歳のチワワのモナの飼い主。
犬の管理栄養士/ペット栄養管理士/上級食育アドバイザー

自身の経験を活かし、企業様との手作りごはんやおやつのレシピ開発・作成から、商品を売りたい飼い主さんへのレシピ相談などに精を出している。

愛犬の毎日をもっとステキに!をモットーに当ブログ「チワワごはん」で情報発信中。
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【どうしたらいいの?】ごはんを食べない老犬の理由と対処法

老犬がごはんを食べない理由と対処法、気をつけたいこと

12歳くらいになってから、ごはんを食べなくなった。

体力をしっかりつけて欲しいから、ちゃんと食べて欲しい。

どうして食べないんだろう?どうしたら食べてくれるんだろう?

という方のお悩みを解決します。

この記事を読むと、

  • 老犬がごはんを食べない理由
  • ごはんを食べない時の対処法2つ
  • 老犬が手作りごはんにすると?【メリット・デメリット】
  • 老犬がごはんを食べないときに気をつけたいこと
  • 食欲がない老犬のよくあるQ&A

これらの5つのことがわかります。

シニア期の愛犬がごはんを食べないとなると、とても不安で心配ですよね。

ごはんを食べない老犬の体が心配な方が読むと、不安が解消されるので、ぜひ読んでみてください^^

この記事の著者

  • ペット栄養管理士         
  • 犬の管理栄養士
  • 上級食育アドバイザー
  • 日本ペット栄養学会正会員
  • Bowls Fresh Dog Food 開発チーム
  • 手作りごはん歴7年
  • 食品衛生管理者
くわしいプロフィール

自身と暮らしているチワワがフードを食べなくなったことがきっかけで、手作りごはんに興味を持つ。
日々実感する手づくりご飯の魅力を伝えるべく、犬のごはん作りに関するブログ「チワワごはん」を開設。
ブログ運営の傍ら、犬の食事相談や栄養指導に励み、指導数は100匹以上にのぼる。
現在は、企業とのレシピ開発やコンサルにも力を注いでいる。
ブログ月間1.5万PV以上、インスタグラムのフォロワーは3.6万人ほど。著書「栄養満点なチワワごはんの作り方」

目次

老犬がごはんを食べない理由は「体力が衰えているから」

老犬がごはんを食べないのは、いたって普通のことです。

なぜなら、年齢とともに体力が減ってくるからです。

ごはんを食べるという行為は、運動と同じように体力を使います。

私たち人間も、年齢を重ねるにつれ体力がなくなってくるように、犬も年齢とともに体力が衰えていきます。

あなたの老犬がごはんを食べないのはあなたのせいではないので、あまり自分を責めないでください。

いっしょに解決法を探っていきましょう^^

食欲のない老犬にごはんを食べさせる方法は2つ

ごはんを食べない老犬には、以下の2つの対処法が効果的です。

  1. トッピングをする
  2. 手作りごはんをあげてみる

1.トッピングをする

お肉やお魚、野菜などをドッグフードにトッピングすると食欲アップが狙えます。

手軽にできるので、今日からでも取り入れやすい解決法です。

>>ごはんを食べない老犬におすすめの食材とトッピングのしかた

2.手作りごはんをあげてみる

思い切って手作りごはんをあげてみると、食欲アップ間違いなしです。

実際に私の愛犬も、ドッグフードから手作りごはんに切り替えると完食がかなり増えました。

トッピングしても食べない。という場合は、手作りごはんも視野にいれてみてください。

老犬が手作りごはんを食べるメリット・デメリット

老犬が手作りごはんを食べるメリットとデメリットをお話ししていきます。

メリット

  • 食欲アップがねらえる
  • 体に負担がかからない
  • がんやアレルギー、尿結石の予防にも◎

デメリット

  • 手間がかかる

メリット1:食欲アップが狙える

手作りごはんは、毎回匂いや味が違うので、ごはんに飽き飽きしている老犬の興味をそそるごはんを作ることができます。

はじめは警戒して食べないこともありますが、一度口にするとバクバクと食べてくれます。

しっかりごはんを食べることで体力がつくため、長生き・病気予防に必要な体力作りもできます。

メリット2:体に負担がかからない

手作りごはんは消化によく吸収しやすいので、疲れきった消化器を癒しながら、体をいたわることができます。

メリット3:がんやアレルギー、尿結石の予防にも◎

手作りごはんは水分が多いので、体のめぐりがとてもよくなります。

がんやアレルギーの原因物質、むくみ、毒素をからだの外にだすため、生活習慣病を予防することができます。

おしっこの回数も増えるので、老犬が気をつけたい尿結石の予防にもなります。

疲れがたまりがちな老犬にとっていいことばかりです。

デメリット1:手間がかかる

手作りごはんのデメリットは、ドッグフードと比べると手間がかかることです。

10〜20分ほどはかかってしまうので、仕事や家事が忙しく、決まった時間がとれない!という方は、すこし面倒に感じると思います。

手間をかけずに手作りごはんを食べさせたいなぁ。と思う方は、レトルトの手作りごはんを頼むと、手軽に美味しいごはんを食べさせることができます。

>>1食300円から!犬の手作りごはんのレトルトを比べてみた

ごはんを食べない老犬の食事で気をつけたいこと

好物やこれなら食べる!という食べ物を積極的にあげましょう。

市販のおやつで味がうすいもの(ボーロやせんべい、ビスケット、かりんとう、いもけんぴなど)は、あげても大丈夫です。

食欲がないときに野菜やお肉の素揚げにしたものをあげると結構喜んでくれますよ。

よくある質問

老犬がごはんも水も飲まなくなったらどうしたらいい?

命に関わるので、病院に行き獣医師さんに相談しましょう。

病院に行くまでは、とにかく好物をあげて、食欲を刺激しましょう。

お肉でも愛犬用おやつでも大丈夫なので、とにかく食べられそうな食べものを与えてください。

水は飲むのにごはんは食べない。どうしたらいい?

お湯でふやかしたり、野菜を煮込んだスープとごはんを混ぜてみたりして、食べやすくしてみましょう。

それでも食べない場合は、ごはんの嗜好性をアップさせましょう。

>>老犬の食欲アップが狙えるおすすめ食材

老犬になって歯が抜けて、あまりごはんを食べなくなったら?

食べやすさを意識したごはんをつくりましょう。

ドッグフードであれば、お湯でしっかりふやかしてみてください。

手作りごはんの場合は、ミキサーで食材をなめらかにしてから与えてみましょう。

すきな食べものだけ与えていたら、栄養足りなくならない?

まずは好物で食べることに慣れさせ、ドッグフードや手作りごはんを食べるようになるまでがゴールです。

はじめに好物の割合を多くしたごはんを与えて、だんだんと好物の量を減らしていきましょう。

何も食べないよりは、好物を食べた方が健康的です。

カロリーとか考えた方がいい?

老犬が高カロリーなごはんを好んで食べるのであれば、あまり考えすぎないでも大丈夫です。

カロリーは高ければ高いほど悪いもの。ではありません。

毎日でなければ、高カロリーのものもあげて大丈夫です。

手作りごはんって栄養は偏らないの?

偏りません。

理由は、

・3年近く毎日手作りしていますが、私の愛犬が毎年の健康診断で異常がないこと。

・10年以上前から手作りごはんの本を出している獣医師(須崎恭彦先生)が、「手作りごはんで栄養失調になった」という愛犬に出会ったことがないこと。

この2つです。

それでも栄養が偏りそう。と思う方はトッピングやレトルトを選ぶと、栄養面の心配をせずにすむのでおすすめですよ。

まとめ:老犬がごはんを食べなくなったら手作りごはんを視野にいれてみて!

「今日も食べなかった、、。」

そんな日が続くと、老犬の体が心配になりますよね。

ごはんの内容も大切ですが、食べない日を減らすことがもっとも大切です。

「好物以外は残したけど、今日は一口食べてくれた!」

そんな日を増やして、徐々にごはんを食べる量をふやしていきましょう。

私は、愛犬がドッグフードを食べなくなったことがきっかけで手作りごはんをはじめました。

いまは、手作りごはんにしてよかったと心から思っています。

食事の内容がダイレクトに体に響く老犬だからこそ、手作りごはん作ってみて欲しいです。

老犬の手作りごはんのつくりかたは別の記事でお話ししているので、気になる方はぜひ読んでみてください。

>>老犬の手作りごはんのつくりかた

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