糖質とは、白米やパンなどに多く含まれている栄養素です。
今回は、糖質のはたらきや、過剰に食べすぎたらなにが起きるのか、足りないとどうなるのかなどをまとめました。
この記事を読むと、犬は糖質をへらしていいのか?糖質が多く含まれている食べ物は?などもわかります。
犬と糖質について気になる方は、よかったら読んでみてください。
この記事の著者
- ペット栄養管理士
- 犬の管理栄養士
- 上級食育アドバイザー
- 日本ペット栄養学会正会員
- Bowls Fresh Dog Food 開発チーム
- 手作りごはん歴7年
- 食品衛生管理者
くわしいプロフィール
自身と暮らしているチワワがフードを食べなくなったことがきっかけで、手作りごはんに興味を持つ。
日々実感する手づくりご飯の魅力を伝えるべく、犬のごはん作りに関するブログ「チワワごはん」を開設。
ブログ運営の傍ら、犬の食事相談や栄養指導に励み、指導数は100匹以上にのぼる。
現在は、企業とのレシピ開発やコンサルにも力を注いでいる。
ブログ月間1.5万PV以上、インスタグラムのフォロワーは3.6万人ほど。著書「栄養満点なチワワごはんの作り方」
糖質は愛犬の脳にかかせない栄養素
糖質ならではのはたらきは、脳やからだをうごかすことです。
糖質には車の運転手のような役割があります。
丈夫な車があっても、運転する人がいないといつまでも目的地につくことはできません。
犬のからだも同じで、糖質をとるからこそ脳や体を動かせられます。
犬に糖質制限はいいの?
健康状態によっては糖質を控えた方がいい場合がありますが、極度に制限することは低血糖などのリスクがあるため、あまり制限しないほうがいいです。
制限するとしても、手作りごはんやフードで糖質をとって、おやつは糖質が少ないジャーキーなど、調整しながら糖質の量を減らすことが大切です。
糖質が不足すると?
脳をうごかすことができないため、考える力や判断力が低下します。
エネルギー不足になり、免疫力がさがり、痩せていきてます。
長い時間糖質が足りていないと、筋肉を分解するはたらきが起き、不健康にやせてしまうことがあります。
糖質を摂りすぎると?
糖質を摂りすぎると、体のなかで脂質(中性脂肪)にかわります。
そのため、肥満や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こします。
糖質を多く含む食べ物
白米、大麦、はるさめ、豆類(あずきやひよこ豆など)、果物(パイン、いちご、バナナなど)
参考文献
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
感想・意見等をお書きください