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なぎ
7歳のチワワのモナの飼い主。
犬の管理栄養士/ペット栄養管理士/上級食育アドバイザー

自身の経験を活かし、企業様との手作りごはんやおやつのレシピ開発・作成から、商品を売りたい飼い主さんへのレシピ相談などに精を出している。

愛犬の毎日をもっとステキに!をモットーに当ブログ「チワワごはん」で情報発信中。
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ストレスフリー!子犬の飼い始め初日から1週間までの育て方

ストレスフリー!子犬の飼い始め初日から1週間までの育て方

はじめて子犬を迎えてワクワクしているものの、どう育てたらいいか、どう過ごしたらいいか不安な人が多いはず。

たとえば、子犬にストレスを与えないために気をつけたいことはなにか。環境に慣れるまでどのくらいかかるのかなど。

子犬が家にやってきた初日から1週間は新しいことばかりで、子犬自身ストレスがとても多いです。

私たち飼い主が接し方や過ごし方を工夫することで、子犬のストレス軽減や環境に慣れさせるのを手伝うことができます。

この記事では、お互いに緊張しやすい子犬の飼い始めた初日から1週間までの過ごし方をまとめています。

子犬の飼い始め初日から1週間までの育て方

はじめて子犬を迎えた人が気をつけたいことや子犬が疲れない過ごし方も載せていますので、ストレスの少ない子犬との過ごし方として参考になればうれしいです。

お迎え当日の過ごし方はこちらにまとめています

目次

ストレスフリー!子犬の飼い始め初日から1週間までの育て方

  • ぐっすり眠れるように夜は静かに過ごす
  • 食事はなるべく決まった時間にあげる
  • こちらからのアクションは控える
  • あいさつなどの声かけはたくさん行う
  • 子犬のストレスはおうちのなかの探索やおもちゃ遊びで解消する

お迎え当日の過ごしかたと同じように、子犬が快適に過ごせるよう工夫することが大切です。

子犬が望んでいる場合をのぞき、子犬が心を開くまで抱っこや撫でるなどのふれあいはなるべく控えたほうが子犬はストレスがかかりません。

子犬がふれあいを望んでいる時
望んでいないとき
  • ひざのうえに座ってくる
  • 前足でオテをするように飼い主さんの手や足をさわってくる
  • 目を合わせておすわりをして何かを待っている
  • トイレの掃除や手足を拭こうとすると暴れて逃げる
  • 探索の時、飼い主さんのことをみておらず、よってこない

はじめの1週間で子犬を思いやった行動を意識することで、新しいおうちや飼い主さんに慣れやすくなるため、なるべくはじめの1週間は見守る姿勢で過ごしましょう。

注意点、気をつけること

  1. 子犬をさわるとき、頭を撫でないこと
  2. 犬にとって敏感なところはさわらないこと
  3. 子犬を探索させる時はかならず見守ること

はじめて子犬と暮らすときに、わざとではない接し方で子犬にイヤな思いをさせてしまうことがあります。意図せず子犬を傷つけてしまわないよう一つずつチェックしておきましょう。

注意点1:子犬をさわる時、頭を撫でないこと

飼い始めの注意点、子犬をさわる時、頭を撫でないこと

頭をさわられること自体慣れていない上に、頭の上から大きな手が自分のもとに向かってくる事が怖いと感じやすいようです。

私の愛犬が子犬のとき、頭を撫でようとすると手を甘噛みされ、私の手に怖いと感じていると気づくまで時間がかかりました。

子犬にさわる時は手は仰向けに下からさわる

子犬を褒めるときや撫でる時は手のひらを上にして、あごの下や首をさわるようにすると、お互いにイヤな気分になりません。

注意点2:敏感なところはさわらないこと

飼い始めの注意点、敏感なところはさわらないこと

犬にとって、足やしっぽは敏感でなるべく触られたくない場所です。

もし、子犬が触って欲しそうに寝転んでいる時やこちらを見つめているときは、おなかやあごの下、首をさわるようにしましょう。

注意点3:子犬を探索させる時はかならず見守ること

飼い始めの注意点、子犬を探索させる時はかならず見守ること

子犬は好奇心が多いため、どんなものでもニオイをかぎ、食べ物でないものも口にいれます。誤飲誤食を防ぐために、散策させる時はからなず目を離さずに見守りましょう。

誤飲・誤食だけでなく、段差がある場所へのジャンプや家具のすきまなどに入っていったりすることもあります。

運動能力が高く好奇心が多い時期のため、飼い主さんがかたときも離れないことが大切です。

子犬を新しいおうちと飼い主さんに慣れさせる方法

子犬にかかるストレスを減らすためにも、はやく慣れて欲しいと思う飼い主さんが多いはず。

私の経験上、ムリに慣れさせようとせず、いつか慣れるだろうと構えていたほうがうまくいきやすいです。

どっしり構えた方が慣れてくれやすい

以前、私がクレートに慣れてほしいと一生懸命トレーニングした時はまったく慣れず、まったく入ってくれませんでした。

私は諦めてしまい、練習を辞めてしまいました。すると、数日後になぜか自分からクレートに入り、眠っていました。

トイレトレーニングや新しいおうちへの引っ越しなどでも同じようなことが起きたため、愛犬のペースに任せることの大切さに気づきました。

いつ慣れるのか?はやく慣れさせるには。と考えるよりも、いつか慣れてくれたらいいな〜と構えた方が子犬にとってはストレスフリーで、はやい段階から心地よい空間とやさしい人と知ってもらえるのでは感じました。

環境に慣れるまでどのくらいかかりますか?

子犬の適応力や環境にもよりますが、お迎えから1週間も経つと徐々に慣れてきて、いっしょに遊んで欲しいしぐさや触って欲しい仕草をみせるようになります。

お迎え2日めのチワワ

私の愛犬はお迎え2日目には私や家族におもちゃを持ってきてくれ、いっしょに遊びました。家族がいるリビングでも堂々と寝ていたりと、私からみるかぎりそこまで緊張しているようには見えませんでした。

新しい環境が子犬のストレスになることは間違いありませんが、すぐに楽しみや喜びを感じ、スキンシップがとれる子犬も多くいます。

モナ

かまってほしい派モナ

よくある質問

記事内では解決できなかった疑問をQ&A形式でまとめています。

クレートにはいれる時間はどのくらいですか?

10分を目安にし、ムリをさせないようにしましょう。

まだクレートに慣れていないため、クレートのカギをかけて過ごしてもらうことは極力控えたほうが良いです。

ケージのなかにクレートをいれ、自由に出入りできるように環境を整えることで子犬の負担を減らすことができます。

ケージでのお留守番はどのくらいさせてもいいですか?

クレート内での時間同様、正解がないためハッキリとした時間はわかりません。

子犬は自分のうんちを食べる、食糞という行動をすることが多いです。衛生面や安全性を考えると、トイレを片付けられ、ケージ内を清潔に保てるお留守番時間(最高でも3時間)を目安にした方がよいでしょう。

ただ、飼い主さんの生活リズムや環境によりそれ以上のお留守番を任せることもあると思います。

そのような生活が続く場合は、トイレと寝床がじゅうぶんに離れている大きいケージを購入すると、子犬がうんちにまみれていることやトイレシーツへのいたずら、ケージの破壊、ストレスなどをへらすことができます。

しつけはなにを教えたらいいですか?

はじめの1週間はトイレだけを教えましょう。

一気にたくさん教えるとキャパオーバーになりやすいため、一つずつ教えていき、成功したら褒めるを繰り返して覚えてもらいましょう。

お留守番中、室内を自由にさせています。成犬になったときに困りますか?

将来、室内を自由に過ごしてもらう室内犬であれば大きな問題はありません。

ただ、ストレスがかからない分、みていないところでの誤飲や誤食、ケガなどの危険性が高いです。

また、ケージでのお留守番で、いたずらや吠え、うんちを踏んでしまうなどを避けるために、室内の自由スペースでお留守番させている場合、よりケージ嫌いになってしまう可能性があります。

お留守番がイヤというよりも、子犬にとってケージが狭い(トイレと寝床が隣同士など)または、吠えたら出られることを学んだなどが原因として考えられます。

原因を解決するためには、大きめのケージに買い換える、もしくは、飼い主さんがおうちにいる時間に、吠えなくなったらケージから出す行動を繰り返して子犬に教えることをおすすめします。

夜に鳴くのをやめさせたいです

お迎えから数日は夜鳴きすることが多いですが、徐々にしなくなっていきます。

しかし、1週間経っても夜鳴きが続いている時は、心が満たされていない事があるため、探索の時間や声かけを増やしたりし、新しいおうちでの楽しさや喜びを教えていきましょう。

真っ暗にすると吠えます。吠えずに眠らせるにはどうしたらいい?

部屋のあかりをすこしつける、または、自立式のライトなどを利用し、暗くなってもある程度あかりが見える状態にしましょう。

新しいおうちにくる前の記憶が残っており、真っ暗の中一人で眠ることに寂しさや恐怖を感じている可能性があります。

子犬がいる場所だけでもよいので、子犬が安心して眠れるよう工夫しましょう。

子犬を迎えて二週間目の過ごし方は?

ストレスによる下痢や食欲不振がおさまり、新しいおうちや飼い主さんに慣れてくる時期です。

新しく歯磨きの練習を取り入れると、成犬になったときに歯周病や歯肉炎などに困らず、お互い気持ちよく過ごすことができます。

カンペキを目指さず、口にさわられることや歯を磨くことに慣れてもらいましょう。

歯磨きガムや歯磨きウォーター、歯磨きシートはあくまでも歯ブラシの補助のため、歯ブラシでの歯磨きと兼用して活用しましょう。

子犬が慣れてきている様子であれば、抱っこをしたり撫でたりこちらからのスキンシップを取っても大丈夫です。

さいごに:子犬に楽しさや喜びを教えて、幸せな毎日に!

お迎えから数日から1週間も経つと、子犬も少しずつ慣れ、みせる表情や仕草が増えていきます。

この時期に子犬とたくさんの時間を過ごし、スキンシップを増やすことで、子犬は心を開きやすくなります。

子犬にストレスや緊張を感じさせないよう子犬主体で、探索やおもちゃ遊びをし、子犬の様子をみながらスキンシップをすこしずつ増やしていきましょう。

>>子犬を迎えたらすることと知っておきたい6のこと

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