ペット栄養管理士のセミナーに参加し、歯科専門の獣医師、とだ先生のお話を聞きました。
「歯石がひどいと歯周炎になり、歯が抜けるだけでなく、菌があごの骨を溶かす。菌は血液にのって全身にまわる」といった内容のセミナーで、私は愛犬の口を思い出しました。
歯磨きはしているけど歯石や口臭があり、グラグラしている歯があったため、もしかしたら菌だらけなのかも…と思い、いてもたってもいられなくなり、とだ動物病院を検索し、予約をとりました。
そのときの歯石除去の流れや、かかった費用、術後の愛犬の様子などをまとめました。
とだ動物病院の歯石取りが気になる方や、お金はいくら用意したら良いんだろう?と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の著者
- ペット栄養管理士
- 犬の管理栄養士
- 上級食育アドバイザー
- 日本ペット栄養学会正会員
- Bowls Fresh Dog Food 開発チーム
- 手作りごはん歴7年
- 食品衛生管理者
くわしいプロフィール
自身と暮らしているチワワがフードを食べなくなったことがきっかけで、手作りごはんに興味を持つ。
日々実感する手づくりご飯の魅力を伝えるべく、犬のごはん作りに関するブログ「チワワごはん」を開設。
ブログ運営の傍ら、犬の食事相談や栄養指導に励み、指導数は100匹以上にのぼる。
現在は、企業とのレシピ開発やコンサルにも力を注いでいる。
ブログ月間1.5万PV以上、インスタグラムのフォロワーは3.6万人ほど。著書「栄養満点なチワワごはんの作り方」
とだ動物病院で歯石取りをした結果、とても安心して任せられた
歯科専門のとだ先生の診察は、くわしく説明してくれて、聞きたいことはありますか?と何度も聞いてくれたので、小さなモヤモヤや疑問点などなく、安心して預けられました。
とだ動物病院の歯石取りは、麻酔を使って歯石と歯茎の中の歯周病菌もやっつけるので、正直、不安でした。
ですが、とだ先生もスタッフさんもテキパキとしていて、頼りがいがあり、この人たちなら大丈夫だろう。と思えました。
私の愛犬がスタッフさんに吠えた時も、看護師さんが「大丈夫よ!痛くしないから!」と、笑って声をかけてくれました。
受け付けがとてもキレイで、動物病院特有の匂いがしなかったのが、印象的でした。
病院のにおいがしないけど、ここはどこモナ…
とだ動物病院の歯石取りにかかった料金
再診料 | 500 |
検査料(血液や胸部と歯科X線検査) | 18,600 |
注射料(計4回) | 11,000 |
麻酔料 | 15,000 |
手術料(クリーニング、乳歯2本抜歯) | 25,000 |
消費税 | 7,010 |
税込み合計 | ¥77,110 |
検査や処置にかかった費用は、全部で約8万円でした。
初診では、手術当日の処置前検査や処置費を合わせて約9〜17万円くらい必要だと言われました。
私の愛犬は歯周病が軽度だったため8万円ほどですみましたが、歯周病の進行が進んでいる場合は、もうすこしかかることがあると説明を受けました。
こんな感じだった!愛犬の歯石取り当日までの流れ
とだ動物病院での歯石取り当日まではどんな感じだったのか、歯石取りにはどのくらい時間がかかったのか、細かくみていきましょう。
予約制なので、歯石をとってもらいたい。と電話で伝えて病院に行く日を決めました。
歯石取りの前の初診
診察室へはいると、愛犬のお口の中や体のチェックからはじまりました。
処置にかかる値段や時間は、愛犬のお口の状態で変わるとのことです。
お口の中に特殊なライトをあて、愛犬の歯石のつき具合を説明してくれました。
歯石や汚れがついていると、赤く光るしくみらしく、私の愛犬は結構真っ赤でした。
が、がーんモナ
診断結果:軽度の歯周病と乳歯が残っている
私の愛犬は軽度の歯周病がみられ、乳歯が残っているので、いまのうちに同時に処置したほうがいい。と診断されました。
そのあとは、処置にかかる料金や時間、麻酔が必要になり、同意書を書かないといけないこと、などの説明をうけました。
超小型犬の麻酔への不安はありましたが、とだ先生のセミナーに参加し、歯を放っておくことの方が怖いと思ったので、歯石取りの日を決めてその日は帰りました。
処置当日
歯石取りの当日、病院についたら、すぐに愛犬を預けることに。
看護師さんや先生が、テキパキ、サバサバとしていてとても慣れた様子だったので、安心して任せられました。
歯石除去中は愛犬を病院に預けて、近くのカフェで連絡をまちました。
処置にかかる時間は、3時間ほど。といわれました。
行ってくるモナ…
歯石取り終了後お迎え
処置がおわり、愛犬が麻酔から目が覚めたと病院から連絡がきました。
はじめての手術だったため、待っている間に飲んだコーヒーの味はまったくせず、ずっとソワソワしていました。
1時間ほどで電話がきて、思っていたより早かったので、少し安心しました。
愛犬を迎える前に、私たちに処置の結果、その後のごはんのあげ方、歯磨きのしかたなどの説明がありました。
説明がおわり、愛犬を迎えると眠そうな顔をしていました。
まだ麻酔が残っているので、数十分ほどはぼーっとしている子が多いです、と言われました。
お会計:乳歯をもらい、歯科検診のお知らせをもらった
お会計をしていたら、処置のときに抜いたモナさんの乳歯をくれました。
あれからきちんと歯が磨けているか、お口の状態などをチェックするために、処置から半年ごとにある歯科検診に来てください。と言われました。
私が引っ越してしまい、とだ先生に診せることはできなかったので、処置後は別の動物病院で、歯の定期検診を受けました。
歯石取り後の愛犬の様子とお口の中
歯石取りをした当日も翌日も元気で、特に体調に変化はありませんでした。
まだ歯茎が痛いかも。と思い、玄米や豚肉、にんじん、わかめなどを使い、いつもより長めに調理し柔らかくしてつくりました。
愛犬の歯石取りをしてから1ヶ月後の口内
歯石取りをして1ヶ月後の愛犬のお口の中です。
乳歯がなくなっていて、歯石もなくなっています。
とだ先生から教わった歯磨きを毎日しているので、歯石はいまのところ見られません。
口臭もまったくなくなりました。
麻酔からさめた愛犬の顔をみて、小さいころから、歯磨きをしていたらよかったな。と何度も思いました。
さいごに:歯石取りは愛犬のためにもした方がいいと思った
口内をキレイにするのに8万円と、かなり高い値段もするうえに、麻酔をかけるというリスクがあります。
麻酔をつかわない歯石取りも検討しましたが、とだ先生の話を聞いて、おくちの中をしっかりキレイにするためには、麻酔が必要だと感じました。
愛犬の歯石をとってもらってからは口臭が全くなくなり、家族の顔を思う存分になめています。
家族もなめられて嬉しそうにしている様子をみて、キレイにしてよかったなと思います。
とだ動物病院の歯石取りは、専門的に診てくれて結構よかったので、気になる方は公式せサイトをみてみるのもいいと思います。
参考サイト
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