犬がカルシウム摂りすぎると?働きとストルバイト尿石との関係性

カルシウムは、骨をつくるというイメージがありますが、実は血液や細胞にも深くかかわりのあるミネラルです。

乳製品や小魚などに多くふくまれていて、ごはんの内容によっては不足しやすくなることがあります。

今回は、カルシウムの働きや、カルシウムを摂りすぎるとストルバイト尿結石になるのか、不足しやすい犬の特徴、カルシウムが豊富な食材を解説します。

スーパーで買えるオススメの乳製品も紹介しますので、気になる方はみてみてください。

目次

カルシウムの働き

カルシウムは、おもに犬の骨や歯をつくります。

血液の中にも存在していて、脳や細胞、筋肉がうまくはたらくように、重要な情報を伝えます。

カルシウムが足りていないとじゅうぶんに情報が行き渡らないため、いらついたり、ぼーっとしたりすることがあります。

お肉やお魚をたくさん食べている犬や、神経質でいらいらしやすい犬は、カルシウムが不足しやすいので、積極的にとるようにしましょう。

 

カルシウムを摂りすぎるとストルバイト尿結石になる?

原因がカルシウムの摂りすぎとは考えにくいです。

尿結石のひとつであるストルバイト尿結石は、感染症により発症する尿結石です。

ストルバイト尿結石は、おしっこを分解する菌によって、おしっこの通り道が感染することで引き起こします。

そのため、カルシウムを摂りすぎたからといって、ストルバイト尿結石になることはありません。

カルシウムが不足すると

犬はあまりカルシウム不足にはなりません。

思考力の低下や、いらいらしやすくなり、骨や歯がもろくなって、けいれんを起こすこともあります。

くる病、運動や歩行障害など、骨粗しょう症を引き起こします。

 

カルシウムを摂りすぎると

過剰に摂りすぎると、カルシウム中毒になることがあります。

とくに妊娠中の母犬にみられることが多く、けいれんを起こし意識を失う症状を引き起こすことがあります。

 

カルシウムが多い食べ物

干しえび、煮干し、乾燥バジル、乾燥パセリ、ナチュラルチーズ、ごま、粉末ケールなど。

おすすめは、乳製品からカルシウムをとることです。

吸収率が高いため、効率よくカルシウムを体内にとりいれることができるからです。

市販の粉チーズは使いやすく、保存もきくのでおすすめです。

 

ナトリウムが少し多いですが、たまに与える分には気にする量ではありません。

チーズの塩分が気になる方は、たくさんのお野菜といっしょにあげてください。

お野菜に多いカリウムが、ナトリウムを体の外に出してくれます。

ごはんくんのアイコン画像ごはんくん
ちなみに、ナトリウムとカルシウムの量は比例しているよ!

 

参考文献

阿部又信(2008)『動物看護学全書 第8巻 [改訂3版]動物看護のための小動物栄養学』日本小動物獣医師会 動物看護士委員会監修 ファームプレス社.

産褥子癇 病院検索ホスピタ

中屋豊(2009)『図解入門 よくわかる栄養学の基本としくみ』秀和システム社.

日本食品標準成分表2015年版(七訂)

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