犬に塩分は必要?塩のはたらきと摂りすぎ・不足した場合の症状など

犬に塩分は必要?摂りすぎ・不足した時の症状

犬は塩分を控えた方がいいの?というお問い合わせをいただいたことがあります。

健康な犬の場合は、とくに塩分を控える必要はありません。

なにごともバランスが大切で、与えすぎ、与えなさすぎは健康によくありません。

今回は、犬に塩分が必要なのか?塩のはたらきなどをまとめました。

塩分を摂りすぎる傾向のある犬の特徴も解説しますので、気になる方はみてみてください。

目次

塩のはたらき

塩は、ナトリウムとクロールというミネラルでできています。

ナトリウムやクロールは、血液や体液(体内の水分)にかかわりがあり、胃酸の材料になるミネラルです。

血液の80%以上が塩でつくられているため、いきていくためにとても必要です。

加工された食品や食費期限が長い食品は、塩を多くふくみます。

そのため、加工食品を多く食べている犬は塩分過多になりやすいです。

犬にも塩分は必要?

もちろん、犬にも塩分は必要です。

病気のために塩分を制限している犬以外は、むやみに塩分を制限しないでください。

ただ、塩分を摂りすぎるのもよくないので、加工品(かまぼこやハム、ベーコンなど)は、避けるようにしましょう。

手作りごはんは塩分が足りなくなる?

いろいろな食べ物に塩分が含まれていて、お肉やお魚はもちろん、お米にさえ少量の塩分をふくみます。

なので、一般的な手作りごはんで塩分が足りなくなることは、基本的にはありません。

お野菜だけのごはんを食べている犬は不足しやすいです。

塩分が不足すると

毛が抜けたり、うまく成長しないことがあります。

不足する状態が長く続くと、過呼吸や吐き気、疲労感などをまねきます。

塩分を摂りすぎると

食欲がなくなります。

血圧があがり高血圧、心不全を引き起こします。

塩分が多い食べ物

加工食品、顆粒・液体の出汁、みそ、煮干しなど

手作りご飯には、昆布やかつお節がそのまま使われている出汁パックや、無塩煮干しを使うようにしましょう。

みそには塩分が含まれていますが、発酵食品ならではの栄養素がとても豊富です。

たまにあげる分には問題ないので、みそ汁風ごはんも作ってあげるのもおすすめです。

参考文献

全国動物保健看護系大学協会 カリキュラム検討委員会編(2014)『動物看護学教育標準カリキュラム基準 専門分野 動物栄養管理学』左向敏紀監修 インターズー社.

代謝性アシドーシス MSDマニュアル プロフェッショナル版

中屋豊(2009)『図解入門 よくわかる栄養学の基本としくみ』秀和システム社.

日本食品標準成分表2015年版(七訂)

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