愛犬の手作りごはんに役立つ、ペット栄養管理士の資格に挑戦しました。
取得に1年以上かかりますが、講師が全て獣医師なので、しっかりとした内容を学ぶことができます。
今回は、ペット栄養管理士になるための講座を受けたときの感想と様子をまとめました。
これから養成講習会に参加する方や、どんな資格かチェックしておきたい人はぜひ見てみて下さい。
ペット栄養管理士は獣医師のセミナーが受けられる貴重な資格
ペット栄養管理士とは、おもに犬や猫の動物栄養学や管理学、行動学などが学べる資格です。
この資格の1番の特徴は、獣医師のお話を直接聞けることです。
手術後のごはんの作り方やアレルギーのメカニズム、ドッグフードの原料の詳細など、獣医師だからこそわかることを学べます。
難しそうに聞こえますが、素人にもわかりやすく教えてくれます。
講習会で使うテキストやノートには、講習会では細かく触れない内容が書いてあるので、自宅に帰ってから復習することをオススメします。
ペット栄養管理士のセミナーの費用
初めて養成講習会を受ける方は、当日用資料(テキストとノート)、講座代合わせて10,500円です。
支払い方法
1.郵便振替

郵便局に行き、こちらの青色の払込取扱票をもらいます。
(郵便局によって、窓口からもらう場合とATMの近くに置いてある場合があります。)
用紙に振り込み用の口座番号と名称を書いて、近くの郵便局のATMから振り込みをします。
口座番号:00120-0-15078
加入者名:日本ペット栄養学会
2.インターネット
日本ペット栄養学会のサイトに行き、ペット栄養管理士養成講習会のページから申し込みます。
3.FAX
日本ペット栄養学会のサイトの、ペット栄養管理士養成講習会のページの申込書をダウンロードし、事務局にFAXで送信します。
4.郵送
郵送の場合は、申し込み書を書いた後に事務局の住所に送ります。
ペット栄養管理士養成講習会当日は1日で約8時間
ペット栄養管理士養成講習会は2日間あり、朝の9時から夕方の17時まで行われます。
1日に5つほど授業が組まれており、小休憩は15分くらいあります。
お昼休憩は約1時間あり、外食や持ち込みどちらも可能です。
集中力を途切らさないためにも、小休憩に食べる用の甘いものを事前に用意しておくと良いでしょう。
当日、講習会に持っていくもの

講習会の1週間ほど前に、当日必要なものが届きます。
それら一式と、持っていった方が良いものをリストアップしました。
- 受験票
- 当日用テキストとノート
- 座席表
- ふでばこ(蛍光ペンがあるとなおよいです)
- 飲み物(教室内に持ち込み可)

当日にもらうテキストが分厚く重たいので、リュックやトートバッグを持っていきましょう。
講習会は、本気で学びたい人が集まっているような雰囲気
各講座の先生が工夫をして、素人にもわかりやすく説明してくれます。
その中には、正直わかりにくい。と感じる講師もいました。
小休憩の間に、わからないことや聞きたいことを先生に質問している生徒さんが結構いました。
ちなみに、犬や猫の歯肉炎などの講座をしてくれた戸田功先生には、長蛇の列ができていました。
会場の雰囲気
しんとした空気で集中しやすい環境でした。
参加している方の意識が高く、セミナーをうけるために県外から来た。という方もちらほら見られました。
男女比
男性が3、女性が7割ほどの印象でした。
年齢層
10代はほとんど見かけませんでした。
40代〜50代くらいの年齢の方が多いな、と感じました。
その次に多く感じたのは20代でした。
ペット栄養管理士になるにはセミナーを3つ受けること!

ペット栄養管理士は、一般の方でも取得できる資格です。
その場合、”ペット栄養管理士養成講習会”に参加する必要があります。
講習会は全部でAとBとCの3種類あり、1年を通して開催されます。
A,B,Cの3つの養成講習会は必ずAから受ける必要はなく、参加する順番はどの講習会からでも大丈夫です。
3つのセミナーを受け終わったら試験をうける
上から順番にクリアしていくとペット栄養管理士になることができます。
上記の養成講座を全て受けたあとに、ペット栄養管理士の試験を受けます。
試験に合格すると、日本ペット栄養学会に登録でき、ペット栄養管理士に認定されます。
1万円では濃ゆすぎる内容のセミナー!
養成講習会に参加してみて、とても良い資格を見つけた!と思いました。
1万円でこれだけの内容の情報を知られることに凄く感動しました。
私には必要なさそうだな。という講義でも実際聞いてみると、終わり頃にはもうちょっと聞きたかったな、と思った講義もありました。
学ぶことが好きな方にはオススメの資格です。
特に愛犬の体のしくみや、病気のメカニズム、栄養学などが深く知りたい方は受けてみるといいかもしれません。
参考サイト
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