最近、病院で愛犬ががんと診断された。
どうしてがんになってしまったんだろう?私にできることはなんだろう?
がんを治すためにはどうしたらいいんだろう?どんな食事を意識したらいいの?
という方のお悩みを解決します。
この記事を読むとわかること
- 愛犬が癌(がん)とたたかっている時にあなたができること
- 癌(がん)ができるわけ
- がんを患っている愛犬に手作りごはんをつくるメリット
「がんを治すために、私はどうしたらいいのか?」と困っている人の手引書になれるように、栄養学の知識を交えながら書きました。
できることはなんでもしたいけど、具体的に何をしたらいいのかわからない。と思っている飼い主さんの役に立つ内容なので、ぜひ読んでみてください。
この記事の著者
- ペット栄養管理士
- 犬の管理栄養士
- 上級食育アドバイザー
- 日本ペット栄養学会正会員
- Bowls Fresh Dog Food 開発チーム
- 手作りごはん歴7年
- 食品衛生管理者
くわしいプロフィール
自身と暮らしているチワワがフードを食べなくなったことがきっかけで、手作りごはんに興味を持つ。
日々実感する手づくりご飯の魅力を伝えるべく、犬のごはん作りに関するブログ「チワワごはん」を開設。
ブログ運営の傍ら、犬の食事相談や栄養指導に励み、指導数は100匹以上にのぼる。
現在は、企業とのレシピ開発やコンサルにも力を注いでいる。
ブログ月間1.5万PV以上、インスタグラムのフォロワーは3.6万人ほど。著書「栄養満点なチワワごはんの作り方」
愛犬が癌(がん)とたたかっている時にあなたができること
愛犬ががんになったときに、あなたできることは3つあります。
- 手作りごはんをつくる
- 免疫力・自然治癒力をあげる
- ストレスをなるべく減らす
それぞれをくわしくお話ししていきます。
1.手作りごはんをつくる
愛犬のがんの進行スピードを遅らせるためには、手作りごはんが効果的です。
手作りごはんは、がん細胞を減らしながら、健康な体に近づけることができるからです。
油が酸化しやすいドッグフードや添加物の多いおやつをたくさん食べ続けていると、がん細胞が増えやすい体になってしまいます。
愛犬のがんをやっつけるためには、がん細胞を体内から減らす手作りごはんが有効です。
実際に、愛犬ががんになってから手作りごはんに挑戦してみて、がんが完治したという声が須崎恭彦先生という獣医師の手作りごはんの本に載っています。
がんの愛犬用の手作りごはんの作り方が読める本
がんとたたかっている愛犬の飼い主さんの体験談や、実際に手作りごはんを作ってみてどうなったかなどの事例も載っているので、闘病時に手元にあるととても心強い本です。
キンドルアンリミテッドに登録すると、お試し期間内で無料で読むことができます。気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
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2.免疫力をあげる
がんを治すためには、愛犬がもともと持っている免疫力を引き出す必要があります。
免疫力を高めることで、がんをやっつける力が倍増するためです。
免疫力って?
自然治癒力とも呼ばれ、病気やケガなどをしたときに自然に治そうとする力のことです。
免疫力をあげることで、がんに打ち勝つための土台作りができます。
食事の見直しや体を冷やさないようにあたためる、マッサージをしてあげるなどが効果的です。
3.ストレスをなるべく減らす
過度なストレスは、がん細胞をつくる要因の一つです。
ストレスの少ない住まいにすることは、がんを治すことにつながります。
日々のストレスを減らすことは、今日からでもできるので、ぜひ参考にしてみてください。
たとえば…
- 夜、愛犬がいる部屋は暗く静かにして、ぐっすり眠れるようにする
- 日光浴やお散歩で運動不足・ストレスを解消する
- 交通量の多い道よりも、公園などの自然が多い道をお散歩コースにする
- たまにはいっしょに眠る
- マッサージをしたりし、スキンシップを増やす
そもそもどうして癌(がん)ができるの?
健康な細胞に傷がついてしまうことで腫瘍となり、がんとなります。
細胞を傷つけなければ、がんはできません。
細胞が傷つく原因はおもに、
- 添加物・古くなった油の多い食事
- 遺伝子組み換えされた作物・農薬が多い食事
- 車からの排気ガス・工場からの煙
- 紫外線
- タバコの副流煙
- 過度な運動
- ストレス
などが原因です。
がんを進行させないためには、これらにあてはまる食生活はなるべく遠ざけましょう。
傷ついた細胞は健康な細胞にできる
そう聞くと、「え、一度傷ついた細胞はもうもとには戻らないってこと?」と思うかもしれませんが、そうではありません。
細胞の傷を修復してくれる食材を食べさせたり、サプリメントなどから効率的にとることで、傷ついた細胞は健康な細胞へうまれかわることができます。
細胞の傷をなおしてくれる食べ物
- ひまわり油
- ピーマン
- パプリカ
- レバー
- にんじん
- ケール
- ブロッコリースプラウト
食事だけでなく、飼い主さんが愛情をもってスキンシップをしたり、ストレスを減らすようにするだけでも、細胞の修復にも役立ちます。
がんの愛犬が手作りごはんを食べるとどうなるの?
がんを患っている愛犬が手作りごはんにすることで得られるメリットは、この3つです。
- 食材が新鮮なので、免疫力があがりやすい
- がんを遠ざけやすい
- 病気とじゅうぶんに闘える体力がつく
免疫力があがりやすい
ドッグフードよりも手作りごはんの方が栄養素が吸収されやすく、がんの原因になりにくいため、体をいたわりながら、免疫力をあげることができます。
毎日でなくても、週末や月末だけでも手作りごはんを取り入れると、がんに負けない体づくりができます。
がんを遠ざけやすい
水分が多い手作りごはんは、体内から毒素を出してくれるはたらきがあります。
毒素とは、がんやアレルギーの原因物質になる”毒”のことです。
がんの原因物質を体からとりのぞけるだけでなく、体内の水の巡りがよくなりおしっこが増えるため、むくみ予防・結石対策もできます。
病気とたたかえる体力がつく
愛犬ががんとたたかっているときに大切なのは、ごはんをしっかり食べて体力をつけることです。
私の愛犬は、ドッグフードをほとんど毎日残していましたが、手作りごはんにしてからは、残すことは1年に数回ほどにぐっと減りました。
私たちが思っているよりも、愛犬は体力を消耗しながらがんとたたかっています。
体力が減ってくると、がんに打ち勝つことはできません。
きちんごはんを食べさせて、がんを打ち負かせるように体力をつけましょう。
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