犬の皮膚炎にも有効なビオチンの作用とは

元々は、ビタミンB7や皮膚に関係することから、ビタミンHという名前でしたが、現在はビオチンと呼ばれています。

今回は、そのビオチンの働き、不足や摂りすぎた場合に起きることなどをまとめました。

ビオチン

酵母や細菌から成長因子として発見されたビタミン。

糖、アミノ酸の代謝や、脂肪酸合成など、多くの酵素の補酵素として働きます。

そのため、肌を健やかに保ち、脱毛を防ぐ作用もあると言われています。

また、ヒスタミン(アトピー性皮膚炎の原因物質)を体外に排出する作用があるため、抗アトピー性皮膚炎ビタミンと言われることもあります。

人間も犬も、必要とされている半分の量のビオチンは腸内細菌が合成してくれます。しかし、それだけの量では足りないので、残りの半分は食事からとる必要があります。

 

人間の1日の目安ビオチン量

一般成人の1日のうちのビオチン目安量です。

手作りごはんのご参考までにお読みください。

ビオチンの1日の目安量(45μg)

大豆 73g

5分の2カップ強。ビタミンB1やカリウムも豊富に含んでいる。

くるみ 121g

脂質が多く、カロリーが高いので、食べすぎないよう注意。

豚レバー 45g

約2切れ。鉄やビタミンA、B1、B2などの栄養素も豊富に含まれる。

牛レバー 46g

約1切れ。鉄や亜鉛などのミネラルをはじめ、B群も多く含む。

引用:監修舛重正一,鈴木和春.最新版 ビタミン ミネラルBOOK p.98

 

不足すると?

色々な食材に含まれていて、腸内でも合成されるため、ビオチンが不足することは滅多にないとされています。

欠乏症には食欲不振、血便、下痢、過尿症、成長不良、皮膚炎などがあります。

注意

以下に当てはまる犬はビオチン不足になりやすいです。

・長期間、抗生物質を服用している。

・ビオチンの少ない食事に加えて、生の卵白を毎日10個以上食べている。

 

摂りすぎると?

ビオチンの摂りすぎによる過剰症は報告されていません。

 

ビオチンを多く含む食材

レバー、鶏卵(とくに黄身)、ピーナッツ、魚、酵母など。

多くはないが穀類、豆類、野菜などにも含まれています。

MEMO

茹でる、蒸すなどがおすすめ。

水溶性ビタミンなので、茹でた場合には茹で汁ごとあげましょう!

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